最近、KY総裁が続きましたが、無理からぬ事と思います。
彼らはみんな、2世議員。生まれた時から、両家のお坊ちゃまで、東京育ち、庶民の生活など知る機会もありません。

週刊ダイアモンド8月30日号によると、世襲議員の数はざっくり、55%、国会議員の二人に一人はお坊ちゃまなのであります。

選挙区は、父親とか親族が持っていた「地盤・看板・カバン」を利用して当選するわけですが、生活の基盤は選挙区にない。

選挙区を訪問しても、自宅は東京であることが多い。
これでは、庶民の生活感などわかりません。

また、世襲議員とそうでない議員の差は、永田町内における「地盤・看板・カバン」、パパが元大臣なら、パパに同席して現職の大臣とゆったりプライベートでディナーも可能で、そっから人脈が広がるわけですが、世襲でないと、大臣とプライベートで食事など、当選3回は必要なのかなあ???

という訳で、今や、永田町の議員は世襲制優位、つまり地方に事実上在住している議員は少数であります。

さて、では、世襲議員は地方の現状を後援会や配下の地方議員から仕入れたりする訳ですが、地方は予算がない。お金がない。つまりお金がない。利権がないわけであります。

圧倒的な財政力の東京都の都議なら、公明党が党を挙げて取りに来ますが、地方の議員には最近大きな利権は回りません。
特をするのは首長だけとか。
なので、よくある話しで首長は給与の減額を自ら提案するが、議会が反対して減額できず、議員の給与は議会がアップさせるという、財政再建など何処吹く風なのであります。

自民党は中選挙区時代、だいたい3人当選させてましたる農業団体、土建屋さん、商工団体の3つの支援団体を核として、その他のいろいろな団体が勝ち馬に乗れとばかり、推薦し、地縁血縁フル稼働で、集票してました。

世襲議員のパパの時代です。

小選挙区制度になってから、氏状況が変わりました。一人で、農業団体・土建屋さん、商工団体の利権誘導をしなきゃいけない。
忙しい。しかも国には金がない。
配下でフル稼働して支えてくれるはずの地方議員のお手当てもままならない。
地方議員は主に、農業、土建屋、商工団体の出身者が多く、たまに医者とか企業経営者がいます。
それぞれが、それぞれの利権を増やすために、代議士先生に地方の実情を自分の都合のよいようにご忠臣申し上げる。

道路なんて、典型で、自民党の土建屋さんチームが集会開いて必要だと叫んでますが、個別に聞くと、税金があがるならいらないという人が多いです。

結局、都会に住む、お坊ちゃま二世議員には、配下の議員たちの曲がった地方のニーズが耳に入り、それが国政に反映される。

一番性格に地方の動向を把握しているのは、出先期間が多く、統計にお金も使える官僚でしょうから、官僚は代議士先生のニーズを満たすべく、法案を作り、覚えめでたく出世する。法案にはもちろん、自分と代議士先生の利権つき。

こんなことばかりしていたので、最近、代議士が地方のニーズがわからなくなるいうことが、特に自民党に多い。

小沢民主党は、小沢流の小規模集会を頻繁に地元で開かせ、地元の人の生の声を聞いているので、まだ、少し増し。

元・代議士言うには、最後は握手した数と票数は同じと思ったがいいと言ってましたが、握手するには親近感がないとねぇ・・・。

ネットやマスメディアで選挙を制することができるなんて、地縁血縁を打破しなければいけない日本では、まだまだ幻想。

福田首相は、総理就任以来、一度も地元に足を運んだことがないそうですが、そうした代議士が増えると、ますます、KY政治家は増えるでしょうね。

地方に足運びながら国政ができるかとの意見をいただきましたが、地方の生の声を聞かないから、なんかトンチンカンな法案や政策が出てきて、良かれと思ってやった政策が裏目に出たのが、安倍・福田時代だったのではないでしょうか。

やっばり、無党派でも、小沢一郎や菅直人や鳩山由紀夫が足を運ぶと、一度はやらせてみるかと思うのが、人情でしょう。

自民党には、来て楽しい人って麻生さんぐらい。

まぁ、この人も世襲なので、飽きたら、総理の椅子など簡単にほうりだすかもしれません。

だって、親や爺さんが座っていた椅子に僕が座るのは当たり前、有り難味も少ないでしょう。

各政党の皆さんは、選挙まで、まだ、時間があるので、自分の支持団体以外の選挙民の声にも耳を傾け、対話をすることが、選挙の唯一の必勝法と思います、あなただけのね。

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