「農家・漁師」⇒「農協・漁協」⇒「商社・代理店等」⇒「市場」⇒「小売」⇒「消費者」

この長い流通経路。
しかも、現在は小売が圧倒的なバイイングパワーでもって、商品の価格を事実上決定しているので、逆算すると、農家・漁師に入る金額決定する。

豊作でも、豊漁でもかわらないし、不作でも魚が取れなくても、変わらない。

変わらないほど、低めに設定してあるからだよん。

別に、「かつお」や「さんま」に1日、漁に出なくても、世の中変わんない。
農家はストもできない。

軽油が高いと言っているが、いつのWTIの価格を見てるんだろう。

で、


セブン&アイ、農業に参入 農業法人に農協も出資

※セブン&アイ・ホールディングスは23日、千葉県富里市に農業生産法人を設け、農業に参入する。地元農家のほか農協からも出資を受け、直営農場でつくった野菜を11月からイトーヨーカ堂の店舗で販売する。

3年以内に全国10カ所に農業法人を設立する計画で、消費者の食の安全志向にこたえる。グループ内から出る食品ごみを肥料として活用し、食品資源の循環(ループ)網を築く狙いもある。

新設する農業法人は「セブンファーム富里」で、22日に富里市から認可を得る。社長にはヨーカ堂の戸井和久・青果部シニアマーチャンダイザーが就く。資本金は300万円。ヨーカ堂が10%、地元農家が80%を出資するほか、富里市農協(JA富里市)も10%を出資し、農業生産や資材調達などで全面的に協力する。

地元農家から2ヘクタールの農地を借りてスタート。来春までに新たに2ヘクタールの農地を借り受け、事業規模を4ヘクタールに広げる。ヨーカ堂社員が常駐し、農家やJAと協力しながら大根、キャベツ、ニンジンなど5品目を手始めに栽培。千葉県内のヨーカ堂6店で販売し、順次21店まで広げる。 (2008年8月21日 23:44)
(引用以上)



直接取引の天然魚が店頭に イオン、島根の漁協から

※2008/08/17 15:47/IZA
大手スーパーのイオンが島根県の「漁業協同組合JFしまね」から直接仕入れた天然魚が17日、大阪や京都、愛知などのジャスコ計約80店の店頭に初めて並んだ。

旬の時期にサンマやカツオなど魚を指定して買う産地直送品の販売はこれまでにも例があるが、スーパーが市場を通さず漁協から網ごと直接買い取るのは異例という。

お盆休み最終日のこの日、各店舗では、前日に松江市の加賀漁港などで水揚げされたアオアジ、ヒラマサなど計約2・7トンを販売。

店頭に並ぶのが通常より、1、2日早いため、より新鮮な魚介類を楽しめる。9月以降は毎月20日に実施する予定。

ジャスコ野田阪神店(大阪市福島区)に買い物に来た会社員和田光司さん(41)は「まさかイシダイが並んでいるとは思わなかった。見るからに鮮度が良さそうなので、刺し身で食べたい」と笑顔を見せた。

イオンリテールの近沢靖英専務は「魚の需要が全国的に低迷しており、どう底上げするかが課題だ。新鮮な魚でお客さまに喜んでもらいたい」と話している。
(引用以上)


と、農協・漁協と小売の直取引。農家や漁師の取り分は倍近くになるらしい。
それに、小売の現場の声が生で聞けるのは大きいらしいよ。

米を食え、魚を食べろと吠えるだけでは、食習慣は変わらない。
提案が必要なんだよね、食生活の。

また、規格外の商品は、農協・漁協の青空市場で処分すれば、結構売れる。
捨てられるねのが、金になるのだから、安いとうしで店舗かまえれば、ペイするだろう。

結局、農協や漁協のお偉いさんと商社等との関係が、アレなんだわよね。
それを改革する勇気があれば、流通改革は可能となるのだが、田舎の人はねぇ。

今後、第一次産業と流通業の距離は縮まると思うが、流通改革に乗り出さない、組合は、廃業する運命なんだろうなと思います。

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