米FOMC:FF金利2.0%に据え置き
※毎日新聞 2008年8月6日 12時19分(最終更新 8月6日 12時27分)
米連邦準備制度理事会(FRB)は5日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利であるフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を、前回に続き、年2.0%に据え置くことを賛成多数で決めた。
インフレへの警戒姿勢を示したが、低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴う金融危機の再燃もあり、利上げには踏み切らなかった。
FRBは声明の中で、「経済成長の下振れリスクが残るが、物価の上昇リスクにも強い懸念を持っている」と景気後退とインフレに対する警戒感を表明した。
前回と比較して景気減速に対する表現を強めており、失業率の上昇などを受けて「労働市場は一段と軟化しており、金融市場の不振も続いている」と指摘した。
その上で「経済情勢や金融市場の監視を続け、経済成長と物価の安定に向けて必要に応じて行動する」との方針を示した。ただ、金融政策の見通しについて方向感を出すのを避けており、市場では「年内の利上げは難しくなった」(米調査会社グローバル・インサイトのブライアン・ベスーン氏)との見方が大勢となった。
FRBは昨年9月から今年4月まで、1月の緊急利下げを含めて7回、計3.25%の利下げを実施した後、6月の会合では金利を据え置いた。今回の決定はFOMC委員11人のうち10人の賛成で決めたが、1人の委員は利上げを主張して反対した。次回の定例FOMCは9月16日に予定されている。
今週最大の経済イベントFOMCは、ほぼ予定通り結果に終わり、株式市場も今日は落ち着きを取り戻したようで。
現在、日経平均は+365.97、WTIは1バレル118.32ドル、1ドル108.40-108.43とひと安心です。
が、IMFのレポートによると、サブプライム関連の損失で処理された金額は、現在まででくまだ半分で、それに、エクイティ・モーゲージ・ローンやクレジットカードの延滞などを含めると、損失処理は道半ば。
アメリカのフリディマツクとファニィメイへの事実上の公的資金注入も、米国財政危機の懸念があり、以前安心はできません。
また、中国株の下落の不満が北京五輪後噴出するかもしれなく、米中の2大大国の不安定さは以前、世界経済に影を落とします。
欧州の経済指標もイエローカードに入っており、当面は注意深く、市場を見守る必要があると思います。
夏休みに入る個人投資家のみなさんは、ポジションをクリアにして頭を空っぽにして、バカンスしましょう。
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