「わいろは受注額の10%」PCI元幹部供述 相場の倍払う
ベトナムの政府開発援助(ODA)事業をめぐる贈賄事件で、前社長らが逮捕された大手建設コンサルタント会社「パシフィックコンサルタンツインターナショナル(PCI)」(東京)の元幹部が、東京地検特捜部の調べに対し「ベトナム当局側から受注額10%のわいろを要求された」と供述していることが5日、分かった。
同国でのわいろの相場は5%程度とされ、倍額の要求だった。PCI側はこれをほぼ受け入れ、総額約2億7000万円のわいろを提供、事業の受注に成功したという。
贈賄工作の対象となったのは、ホーチミン市を横断する「サイゴン東西ハイウエー」建設事業のコンサル業務。PCIは2001(平成13)年、日本や現地のコンサル会社と共同企業体(JV)を組み、第1期事業について、約11億円で受注。03(同15)年には、第2期事業を約20億円の随意契約で受注した。
設計を中心としたコンサル業務は通常、設計に入る前に「サプロフ」という事業が可能かどうかの調査を実施する。サプロフを行ったコンサル会社が設計業務も受注するケースが多い。
関係者によると、同事業については、PCIと、日本の別の大手コンサル会社のJVがサプロフを受注。ところが、01年の設計業務の入札では、ベトナム当局側からの要請で、このJVを解消して別々のJVで入札を争うことになった。
この際、このコンサル会社のベトナム現地事務所に、ベトナム当局側からわいろの要求があり、要求額は受注額の10%にあたる約1億円だった。ベトナムでのわいろの相場は5%とされ、コンサル会社は倍額の要求だったため拒否。同じころ、PCIのベトナム事務所にもベトナム当局側から同額の要求があり、PCIは要求額をほぼ受け入れ、事業の受注に成功したという。
第2期事業を受注した03年にも、10%の要求があったといい、PCI側は約2億円の提供を約束。最終的に、01年から06年にかけ、総受注額の10%程度にあたる約2億7000万円が分割で提供されたという。
10%のマージンを払っても儲かるのがひも付きODAな訳ね。
隠れた談合、公共事業だな。
それにしても、なんで、援助してあげるインドネシアに主導権を持たれて、マージン交渉しないといけないのか不思議。
インドネシアからまた日本にバックしていたりしてたりしてというのは、冗談ではすまないでしょうね。
PCIを人身御供にして、ODAに関する闇を葬らずに、本気で、グローバリゼーションの進む世界市場で日本の地位を保つには、ODAのあり方をここで大きく見直す必要があると思います。
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